2012年12月31日月曜日

大晦日に!感謝

一年が、走り去るように終わっていこうとしています。
今年最後の企画展、恒例の『冬のプレゼント展』も、おかげさまで好評で、たくさんの方に楽しんでいただけたようでした。
今年は約25企画展をしましたが、来年は少し減らして、20ぐらいの展覧会を考えています。丁寧に作り手の方や、アーティストたちと相談して、面白い企画を考えてみたいと思います。どうぞ楽しみにお待ち下さい。
お正月は7日から始まります。『着物暮らしのすすめ展』、もう一度、着物を暮らしに取り入れていくための、あれこれを提案したいと思っています。
一年間ありがとうございました。 石川利江

2012年12月29日土曜日

今回で12年目となる「第12回 小山憲市紬織展」(銀座清月堂画廊)のお知らせ

銀座清月堂画廊での「小山憲市紬織展」も12回目を迎えます。
小山憲市の紬の仕事は、この数年、色使いや糸使いに一層の深みと面白さが増してきたような気がします。信州の自然の恵みの胡桃、柳、刈安、茜など草木染めを併用しまして、優しさや渋さをモダンに表現した新しい雰囲気の紬が織り上がっております。この春は、透明感のある鮮やかな青から渋い灰青の世界に挑戦したようです。
秋より制作した新作の数々をご覧いただきたく、会場にてお待ち申しております。

会期中は会場におりますので、ご都合の着く方はぜひお出かけください。
今年の新作もとてもすてきです!

銀座清月堂画廊にて 1月29日(火)〜2月3日(日)まで。
「第12回 小山憲市紬織展」の詳細は、こちらでご確認ください。

2012年12月27日木曜日

「春を彩る いろいろお雛さま展」のお知らせ

今年は例年より2週間ほど早い開催になりました。毎年楽しみにしてくださる方も増え、出品していただける作家さんも増えました。あなただけのお雛さまや、大切なかたの健やかなしあわせを祈るお雛さまを探していただければと思います。

出品作家
荒井慶子(木彫木目込)・大川光子(木彫木目込)・大島和子(木彫木目込)・勝川七子(木彫木目込)・竹腰米子(木彫木目込)・中山裕子(木彫木目込)・林 美鈴(木彫木目込)・ガラス工房橙(ガラス)

会期 1月25日(金)〜2月3日(日) 1月30日水曜日は定休日となります。
「春を彩る いろいろお雛さま展」の詳細は、こちらでご確認ください。

2012年12月25日火曜日

小山憲市さんが新作紬を持って来てくださいました。

今日は小山憲市さんが、来年1月に銀座で開催する「小山憲市紬織展」のDMに使う新作紬を、撮影のために持って来てくださいました。

今回の紬は、光沢感のある白銀色に青色が肩と裾に入っていました。撮影中は、スタッフやたまたまギャラリーにいらした方にも、大変評判が良かったです。

毎回の事ですが、DMの写真を見ただけでは、繊細な色使いが出ていません。ぜひ実物を見に銀座の会場に足を運んでいただければと思います。

2012年12月17日月曜日

新年最初の企画展「新春・きもの暮らしのすすめ展」のお知らせ

1月9日には「きもので新春を楽しむ会」を信州着物の似合うまちネットの協力で開催します。
ゲスト:快楽亭狂死(落語)
日時:1月20日(日)午後2時から4時
会場:ガレリア表参道
会費1,000円

会期中は、着物に関するご相談もできうる範囲でお受けしますので、お気軽にお出かけください。

会期 1月7日(月)〜1月22日(火) 1月9日と16日水曜日は定休日となります。
「新春・きもの暮らしのすすめ展」の詳細は、こちらでご確認ください。

2012年11月25日日曜日

年末恒例の企画展「冬のプレゼント展」のお知らせ

贈り物の季節がやってきました。大切な方へのありがとうの気持ちをこめて・・・、今年も頑張ったご自分へのご褒美に・・・、心ときめくジュエリーや、デザインにこだわった上質なバッグ、優しさを届ける日常の小物、京都から届くちょっと贅沢な帯締め、帯揚げなど、心に残る贈り物を集めました。

着物好きなお客様からのご要望もあり、真綿紬の着尺・帯、手描き友禅のキモノを、特別価格にて展示いたします。

今回は、特別に「SHIGETA 重田周作のジュエリー オーダー&リフォームのご注文会」があります。 お手持ちのジュエリーが、新しいデザインで蘇ります。ぜひご相談ください。
作家の重田周作さんは12月9日〜13日まで在廊しております。

会期 12月9日(日)〜12月25日(火) 12月19日水曜日は定休日となります。
「冬のプレゼント展〜贈りたいもの・贈られたいもの〜」の詳細は、こちらでご確認ください。

2012年11月24日土曜日

中山徳幸展終了しました

14日から始まった展覧会も、あっという間に終わりました

中々作品の貯まらない、時間の掛かる制作を続けて来た中山さんの、始めての長野での本格開催で、思ったよりたくさんの方に来て、見ていただきました。
最終日は特にアーティストの方々や、美術関係者の方も多かったようです。
作家本人も地元での反響に、感激していました。これからの仕事に期待していただきたい、と思います。

2012年11月9日金曜日

今回で14回目になる「きもの通のキモノ・リサイクル展」のお知らせ

今回で14回目となるキモノ・リサイクル展ですが、回を重ねるごとに出品される方が増えています。さらに初回から参加されている方も、今まで出されていなかった物を出品されたりと回ごとに出品点数が増えています。点数が多いので欲しいものが見つかるかも知れません。ぜひ会場にお出かけください。

会期 11月26日(月)〜12月5日(水) この会期中は無休となります。
「第14回 きもの通のキモノ・リサイクル展〜いつかは着物で暮らしたい〜」の詳細は、こちらでご確認ください。

11月14日からの「中山徳幸展」のお知らせ

11月16日(金)の午後6時から、中山徳幸 vs 小山利枝子 「描くということ」 のギャラリートークがあります。 親しく交流のあるお二人に、アートや作品制作について本音で語っていただきます。ギャラリートーク後に、作家を囲んでの簡単なパーティーも予定しています。どうぞお気軽にご参加ください。

会期 11月14日(水)〜11月23日(金) 11月21日(水)は定休日
「中山徳幸展」の詳細は、こちらでご確認ください。

2012年10月27日土曜日

来月2日からの真砂三千代さんと原口良子さんの「秋冬の衣展」のお知らせ

今回、Afa 真砂三千代さんは、リバーシブル・ウールに加え、素材感ある深い色でジャ
ケットやワンピースなどを、Sind 原口良子さんは、紐状のクリンクル絞り、段染めのぼ
かし、左右の色を全く変えた染めなどを出品されます。どうぞお出かけください。

会期 11月2日(金)〜11月11日(日) 11月7日(水)は定休日
「真砂三千代×原口良子 秋冬の衣展」の詳細は、こちらでご確認ください。

2012年10月4日木曜日

小山利枝子さんのギャラリー・トーク

先月29日(土)、小山利枝子さんのギャラリー・トークがありました。
今展出品の大作「Lotus」(蓮)の制作に纏わるお話しや、近年
熱中しているパステル画、当ギャラリーで行う人物デッサンの会
から生まれた人物画や、初めて取り組まれたリトグラフの作品などと
ともに、小山利枝子さん曰く「様々な体験を経て最近ではより素直に
描くことに向き合えるようになってきた・・・」と、ますます広がっていく
小山利枝子さんの世界を堪能しました。

小山利枝子展開催中

二年ぶりの小山さんの個展です。毎日いろいろな方がお見えになって、さすがのキャリアと人気を感じます。
パステル、アクリルと新しく挑戦したリトグラフなど、今までにない作品も出ています。10日までにたくさんの方に見ていただきたいと思います。

2012年10月2日火曜日

10月18日からはじまる「小山憲市紬織展 うつろいを愉しむ」のお知らせ

小山憲市さんの新作紬織展は、秋のうれしい恒例になりました。
ここ数年、胡桃、栗、柳、刈安、茜など草木染めを併用して色遣いに一層の深みが増してきたように思えます。大胆な熨斗目をアレンジした新作や、優しさや渋さをモダンに表現した紬をお届けできると思います。
皆様に手に取ってみていただきたいと思います。どうぞ、お気軽にお出掛けください。

会期 10月18日(木)〜10月29日(月) 10月24日(水)は定休日
「小山憲市紬織展 うつろいを愉しむ」の詳細は、こちらでご確認ください。

2012年9月20日木曜日

デンマークの工芸10人展〜展示中

明日から始まる「デンマークの工芸10人展」の展示が進んでいます。
鎌倉で始まったこの展覧会の企画者の、鵠沼の工芸サロン・梓の田中政子さんが朝から駆けつけて、展示をサポートして下さっています。
全体の雰囲気は、静かでありながら力のある独特の澄んだものがあります。
使う方、作る人たち、両方に見ていただきたい展覧会です。

2012年9月16日日曜日

クラシック美術館の硝子戸

この美しさは一見の価値ありです。

須坂クラシック美術館にて

昨年、ガレリアで古布を使ったお細工物と江戸時代から下町の商家に伝わるキモノの展示をしてくださった渡辺八重子さんの展覧会を、須坂で開催中です。
今日は「受け継ぐ着物とお細工物づくりのはなし」が行われています。9月半ばを過ぎたのに、30度をこえて広いお座敷も、暑さがこもっています。
熱心な受講生で盛り上がっています。着物として着たあと、最後まで端切れを大事にした昔の暮らしが忍ばれます。
展示は11月7日まで続きます。

2012年9月8日土曜日

アートトーク2012_「沖縄の染織と文化の今」

2012年9月7日(金) 19時〜  ※参加無料
ゲスト 萬代 学(琉球染織コーディネーター)
会場 ガレリア表参道

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只今、ガレリア表参道で開催している展覧会「琉球の染織展」で
お世話になっています、萬代商事の萬代学さんをゲストにお迎えして
アートトーク2012「沖縄の染織と文化の今」というテーマでお話し
いただきました。
芭蕉布、琉球びんがた、八重山上布などは、染織に興味のある人、
キモノ好きの人にとっては、一度は触れてみたいものです。
先代のお父様の代から沖縄の染織を紹介し、その継承を応援する
仕事をしてこられた萬代さんから、沖縄染織の魅力とともに、産地
それぞれの歴史や文化、本土の影響により独自性、希少性が失われ
つつある現在の問題など、現場を知る方ならではの貴重なお話しを
お聞きできました。

















「沖縄染織の魅力」とは…
染織の仕事は"女性の仕事"としてきた沖縄の女性たち。
南の風のようにおおらかな彼女たちは、一見'ええかげん'(?!)
(大阪弁の萬代さん曰く)そうにみえるかもしれないけれども、
その女性 たちの勤勉さや、まじめさ、そして優しさを合わせ持つ
真の力強さに裏打ちされていると語る萬代さん。

※「島の恵みを染める・織る 琉球の染織展」は、9月10日(月)まで。

2012年9月6日木曜日

ガレリア表参道で2年ぶりの小山利枝子さんの個展「小山利枝子展」のお知らせ

長年描いている花は、今もなお私を絵画へと誘い続けています。アクリル画、水彩画の他 に、近年はパステル画に熱中しています。また一年前から人物のスケッチを始めました。 リトグラフにも初めて取り組んでいます。様々な体験を経て最近ではより素直に描く事に向き合えるようになってきました。長野市では二年ぶりの個展です。どうぞ最新作品をご覧ください。
小山 利枝子

9月29日(土) 13:30〜15:00 にギャラリートークがあります。
小山利枝子さんに、最近の制作を通じて感じていることなどを、お話しいただきます。お茶などもご用意しております。お気軽にご参加下さい。

会期中は、小山利枝子さんが在朗しておりますので、どうぞお出かけください。


会期 9月28日(金)〜10月10日(水) 10月3日(水)は定休日
「小山利枝子展」の詳細は、こちらでご確認ください。

2012年9月5日水曜日

今月21日からの「デンマークの工芸10人展」のお知らせ

工藝サロン 梓さんに企画協力いただいた企画で、現代工芸で活躍中の作家たち10人の作品展です。この展覧会は、夏に北鎌倉で始まり、来年春には金沢も巡回いたします。長野でご覧いただく機会の少ない展覧会をぜひご覧いただきたく思っております。

会期 9月21日(金)〜10月2日(火) 9月26日(水)は定休日
「デンマークの工芸10人展 心をつなぐ手仕事 陶・ガラス・織」の詳細は、こちらでご確認ください。

2012年8月29日水曜日

北鎌倉〜横浜

今日は北鎌倉の古民家ミュージアムへ。『デンマーク工芸10人展〜心をつなぐ手仕事』を見て、主催の工藝 梓の田中政子さんと打ち合わせを。
9月21日からガレリアでも開催します。陶器、ガラス、染織の10人の作家の作品は、日本の作家とまた違うテイストがあり、楽しかったです。逆に見立てで、お茶道具として使ってみたら面白いと思いました。
帰り道に横浜美術館に寄って、『奈良美智・君や僕にちょっと似ている』を。
これは入り口ですが、大きなブロンズ作品やタブローも最新作も多く、作家のエネルギーの沸騰を感じました。
夏休み最後の家族客も多く、賑わっていました。

夏休み・軽井沢�

油屋の入り口には、谷中から出店の『猫町珈琲店』が!
猫好きにはたまらない、猫のアートや、関連本がいっぱい。ゆっくりお茶を飲んできました。

夏休み・軽井沢�

写真は、追分の『油屋プロジェクト』の一階の、アーティストでプロデューサーの中村仁さんのスペースです。作品は神林學さんの立体モービルです。
古い旅館の一階は、5つのスペースに区切られ、それぞれ絵画、陶器、古本等が展示されています。
二階は旅館の部屋割りが残され、レジデンスが可能です。
まだスタートしたばかりですが、緩やかな空気が流れ、大人たちが楽しみながら、新しいアートの長屋を目指している感じが、いい感じ〜。
旧軽井沢あたりの喧騒を避けたい人たちが、この追分辺りに集まるのではないでしょうか!
古本の『追分コロニー』や入りたくなる蕎麦やさんなどが並ぶ一角です。

夏休み・軽井沢へ�

ガレリア表参道は29日まで夏休み中です。26日はレストラン『無彩庵・池田』で、軽井沢の知り合いとランチを。
『無彩庵』は陶芸家清水富美さんが結婚した、若きシェフ池田さんのお店です。久しぶりに伺い、美味しい繊細な料理を堪能しました。
清水富美さんは2人目のお子さんも生まれて、子育て真っ最中!もう少ししたら、陶芸の仕事も再開したいとのことです。
この無彩庵の新しい看板は、ガレリア近くにアトリエ現風舎のある金属造形作家の角居康宏さんの制作とのこと。とてもステキでした。
そのあと追分宿の本陣『油屋』のアートによる再生プロジェクトを見に行きました。

2012年8月18日土曜日

夏季休暇と休暇明けの「島の恵みを染める・織る 琉球の染織展」のお知らせ

ガレリア表参道は、8月24日(金)〜29日(水)までの6日間を夏季休暇とさせていただきます。30日(木)からは通常通り営業いたします。

夏季休暇明けの9月1日からは、次の企画展「島の恵みを染める・織る 琉球の染織展」が始まります。 会期中は、萬代 学さんが在廊し琉球の織物についてお話いたします。暑い日が続きますが、萬代 学さんのお話と沖縄の風を感じる布をご覧いただければと思います。

会期 9月1日(土)〜9月10日(月) 9月5日(水)は定休日
「島の恵みを染める・織る 琉球の染織展」の詳細は、こちらでご確認ください。

2012年8月17日金曜日

原 游さんのアート・トーク

先月の28日(土)、原 游 展 −霧の子供−では、
善光寺表参道ギャラリーウィークの特別企画として
原 游さんに「越後妻有アートトリエンナーレに参加して」と
題して、2006年から3回連続で参加された作品のご紹介
などを映像を交えてお話いただきました。

今回2012年の参加作品は、「影祭」 原倫太郎+原游
そこは廃墟のような、現代の洞窟のような空間。
スポットライトをともせば、影は濃く強くなる。
そこは実態よりも影の力が強い逆転した世界。
実像と虚像が交差する空間を体験しよう!

会期 7月29日(日)〜9月17日(月・祝)
十日町エリア 本町通り沿い・昭和町通り沿いで展開されています。
















自分の影が作品に!映し出され、形取られた様々な影が不思議な
空間を作っています。
ぜひご覧になりにお出かけください!

詳しくは「大地の芸術祭2012」公式サイトをご参照ください。
www.echigo-tsumari.jp/

2012年8月9日木曜日

『第一回アジアの布の愉しみ展』展示しました

手描き更紗の鮮やかなショール、木版更紗の味のある帯、サリーの生地の繊細な夏帯など、展示しながら、その美しさや面白さにウットリしました。
紬の着物などに合わせたいものが沢山あります。
今回はタイやインドの伝統の手仕事を、着物や帯に活かすセンスが素晴らしい会津の凛さんと、始めて出品の東京の上野恭子さんが顔を揃えました。
上野さんは古布のコレクターでもあり、19世紀の古渡のインド更紗を使った帯や、ジャワ更紗、ペルシャ更紗のものなど、キモノ好きのツボを突くものが揃っています。
室町、桃山、江戸と日本人は海の向こうからもたらされる染めや織りを珍重してきました。エキゾチックな味わいは和のものと合わせると、なんともすてきです。ぜひお出掛けください。

2012年8月7日火曜日

原游展最終日です。

原游さんの展覧会が今日で終了です。この楽しい作品とお別れと思うとさびしいような。。
原さんは今、越後妻有のアートトリエンナーレに参加。十日町のキナーレに近い会場で『影祭』というインスタレーションをやっています。4日にはワークショップもあったようです。

2012年8月5日日曜日

沈香亭続き

今日も長野は35度を超えています。せめて眼に涼しいものをと思いました。善光寺の奥庭にある、この茶室にある闇と光のあり方は、やはり美しい。この国独特のものです。
これが猛暑の昼間だとは思えませんね。涼やかな風が見えるようです。

2012年8月3日金曜日

善光寺大勧進の沈香亭にて

大勧進の奥にある古いお茶室は沈香亭といいます。毎月三日、各流の月釜が掛けられています。
この盛夏のピークのような今日、私が習っている宗偏流の番で、朝八時前から準備に入りました。
なにもしなくても暑い!暑い!を連発してしまいますが、着物で冷房のないところでお茶を立てたり、洗い物をしたり、汗だくですが、しばし通る涼風や扇子の風が気持ちよく、昔の人の夏の過ごし方に思いを馳せます。

2012年8月1日水曜日

今月10日からはじまる「第1回 アジアの布の愉しみ展」のお知らせ

木版や手描きの更紗や縞、格子、刺繍など、様々な布と染の織りの楽しさを活かした、 帯、バック、小物などをご覧いただきます。

会期 8月10日(金)〜8月21日(火) 8月15日(水)は定休日
「第1回 アジアの布の愉しみ展」の詳細は、こちらでご確認ください。

2012年7月30日月曜日

善光寺大本願でリンボウ先生のアート・トーク

今日は長野も大変な暑さでした。猛暑の午後、でも大本願の中は涼しく、たくさんの方にお集まりいただきました。
今日の主催は善光寺表参道ギャラリーラインです。テーマは「古典文学と土地の魂」。万葉集や古今集などから、日本各地の歌枕となっている地名と、土地の魂が籠った地名が読み込まれた歌の意味などを分かりやすく、お話しいただきました。
ひさしぶりで大学の講義を聞いているような、気分を味わいました。
でも大学の講義はこんなに面白くなかったですね!
現在、刊行中のリンボウ先生の『謹訳 源氏物語』。思ったよりずっとリズミカルで読みやすく、かつ美しい響きがあります。

2012年7月26日木曜日

展示中です〜

原游展準備中

この不思議な作品は原游さんの作品です。
『Flying Classroom』のシリーズの最新作「スチームロック」です。パソコンやスニーカーや自転車、スプーン、犬や鳥、椅子など様々なものが飛んでいます。何か不思議な懐かしさのような、目眩く感覚に囚われます。

世界のなかに「私」がいると同時に、「私」のなかに世界がいる〓というのが、原游さんの言葉です。土曜日は二時からトークもあります。お出掛けください。

2012年7月20日金曜日

永遠の永遠の永遠

今週の月曜に、松本市立美術館の草間弥生展に行ってきました。館内に入ると、巨大なヤヨイちゃんが迎えてくれます。連休ですし、イギリスのテイト美術館での展覧会などが話題になっていますので、もっと混んでいるかと心配したのですが、それほどでもなく、ゆっくりと楽しむことができました。
普段の常設作品に加えて、最新作の『愛はとこしえ』シリーズが迫力とエネルギーをもって迫ってきます。「筆をもつとね、いろいろなものが追いつかないくらいでてくるの」と草間が語っていますが、白いキャンバスを走る、黒いマーカーペンの自由で奔放でしかもユーモラスなものもある作品からその勢いが迫ってきます。
ぜひご覧ください。
その後、市民芸術館で「まつもと歌舞伎」を。こちらも楽しく、宮藤官九郎の脚本、串田和美の演出、美術がよく、若い役者のエネルギーと共にしたたかな歌舞伎力が炸裂していました。

2012年7月1日日曜日

今月の27日からはじまる「原 游展-霧の子供-」のDMができました。

現代美術の世界で、独特の作品宇宙を展開する原游さんの展覧会です。一見、カワイイ作品の中には過去と現在、日常と非日常が交差します。 「越後妻有アートトリエンナーレ」も開催されるこの夏、みずみずしい作品と出会っていただきたいと思います。

7月28日(土) 14:00~から善光寺表参道ギャラリーウィーク 2012 アート・トークも開催します。
原 游
「越後妻有アートトリエンナーレに参加して」DVDもご覧いただきます。
お気軽にご参加ください。

会期 7月27日(金)~8月7日(火) 8月1日(水)は定休日
「原 游展-霧の子供-」の詳細は、こちらでご確認ください。

2012年6月30日土曜日

今月6日よりはじまる「大野由紀子 クラシック・ジュエリー展」のお知らせ

毎年開催している大野由紀子 クラシック・ジュエリー展は、モダンジュエリーも含めた
特別注文の制作にも定評があり、ジュエリー愛好家のファンが多くいらっしゃいます。
7月6日(金)と7日(土)の二日間は、作家の大野由紀子さんが在朗しています。ジュエ
リーのオーダーやリフォームなど相談もお受けします。どうぞお出掛けください。

会期 7月6日(金)〜7月16日(月) 7月11日(水)は定休日
「大野由紀子 クラシック・ジュエリー展」の詳細は、こちらでご確認ください。

2012年6月25日月曜日

キモノリサイクル展好評開催中

毎年恒例のキモノリサイクル展を開催中です。
キモノ好きな方々が出品してくださるので、付け下げ、小紋、紬など今のものから少し古いものまで、600点を越す着物、帯が並んでいます。キモノ初心者の方から、こだわりの方まで楽しんでいただけると思います。
日本中のタンスには一体どのくらいのキモノが眠っているのでしょう。
タンスを開けて、キモノを着てみましょう!ということからはじまった展覧会です。
染め、織り、刺繍など作り手の思い、縫う人の思い…さまさまな技術と思いのこもったキモノを、次の世代にも着て楽しんで、引き継いでいってほしいと思います。
来月二日までです。お出掛けください。

2012年6月13日水曜日

6月22日からの「第13回きもの通のキモノ・リサイクル展」のDMができました。

きもの通のキモノ・リサイクル展は今回で13回目となります。回を増すごとに出品してくださる方も増え、出品される点数も増しています。普段使いの着物にリサイクル着物はいかがでしょうか。

会期 6月22日〜7月2日 6月27日(水)は定休日
「第13回きもの通のキモノ・リサイクル展~いつかは着物で暮らしたい~」の詳細は、こちらでご確認ください。

2012年6月5日火曜日

池田満寿夫版画展とアートトーク2012開催のお知らせ

長野は池田満寿夫が少年期から青年期を過ごした場所です。身近な作家の作品に、もう一度この機会に触れていただきたいと思います。
◎銅版画・リトグラフ・書・陶器 (協力/不忍画廊

展覧会の前日6月7日(木)18:30より善光寺表参道ギャラリーライン協議会主催のアートトーク2012「同時代の仲間たちが語る池田満寿夫のいた時代」があります。池田満寿夫と親交のあった荒井一章氏をゲストに迎え、長野高校同窓生の方々とともに青年期のエピソードや、有名アーティストしてのその後の活躍などを語っていただきます。 お気軽にご参加ください。

ゲスト:荒井一章(不忍画廊会長・池田満寿夫美術館友の会会長)・他 長野高校同窓生の方々

定員は30名程度(先着順)*参加費無料

会期 6月8日〜6月17日
「池田満寿夫版画展~時代を駆け抜けて~」の詳細は、こちらでご確認ください。

2012年6月3日日曜日

俳画・遺墨に遊ぶ〜ギャラリートーク〜

昨日から芭蕉、蕪村、一茶を始め井月や長野ゆかりの何丸など俳人の書画を展示しています。
蕪村晩年の点帖という、新発見の特別展示もあり、たくさんの方が見えています。
監修は清泉女学院大学教授の玉城司先生です。
ギャラリートークでは、芭蕉など俳句の宗匠のリアルな生活や、どのように弟子の句を見たり、句会を催し、経済的に生活を成り立たせたかなどが分かり、面白く感じました。
和歌以上に俳諧は日本人の暮らしに入り込み、日常の感覚と切り離せないものになっているような気がします。
展覧会は6日までです。

2012年5月30日水曜日

6月9日からの「八幡はるみYuzen展~かぶくこころ・パズルの浴衣~」のDMが出来ました。

絹、綿、ポリエステルなどの布に手染め、デジタルプリント、型友禅、スクリーンプリントなどの染色のさまざまな技法を思うがままに展開する八幡はるみの作品から、今回は「型」にはまることを避ける「かぶく心」で取り組んだ、12mの布にアドリブで模様を配置した「パズルの浴衣」や、前回好評だった遊び心あふれる楽しい「アロハシャツ」、平面アート・パズルの浴衣・トートバッグ 他をご覧いただきます。

八幡はるみ
1956 大阪市に生まれる
1982 京都市立芸術大学大学院美術研究科修了
現 在 京都造形芸術大学教授

6月9日(土)と10日(日)の二日間は、作家の八幡はるみさんが在朗しています。

会期 6月9日〜6月17日
「八幡はるみYuzen展~かぶくこころ・パズルの浴衣~」の詳細は、こちらでご確認ください。

2012年5月24日木曜日

お気に入りのシャツ

薄い綿の細いブルーのストライプの入ったシャツは一目で気に入りました。
細いパンツと合わせて、気楽に着て、初夏の街を歩きたい感じ…

明日から『真砂三千代・夏の衣展』始まります。

毎年開催する真砂三千代さんの夏の衣展です。葉山にアトリエのある真砂さんの作る服は、風を感じる〜空気や大地と仲良くしたくなるような雰囲気を持っています。綿、麻、絹など自然素材を纏う心地よさを感じてください。
明日明後日は真砂さんも会場にいますので、ぜひお出掛けください。

2012年5月15日火曜日

6月1日からの「俳画・遺墨に遊ぶ~芭蕉・蕪村・一茶~」のDMが出来ました。

蕪村など江戸俳諧史の研究家・玉城司さんが「週刊長野」に連載した「今昔詩歌ものがたり」に掲載された俳人の遺墨、写真を展示いたします。

玉城 司 (清泉女学院大学教授)
1953年長野市生まれ。早稲田大学大学院修了。専門は江戸時代俳諧史。著書に『蕪村句集 現代語訳付』(角川ソフィア文庫)。『今昔詩歌ものがたり』(ほおずき書籍)など。

2日(土)と3日(日)の二日間、両日午後1時30分から玉城司さんによるギャラリートークがあります。お気軽にご参加ください。

会期 6月1日〜6月6日
「俳画・遺墨に遊ぶ~芭蕉・蕪村・一茶~」の詳細は、こちらでご確認ください。

2012年5月14日月曜日

5月25日から始まる「真砂三千代 Afa 夏の衣展」のDMが出来ました。

今回は、アートジュエリー作家の水野 純に賛助出品していただきました。
ナチュラルを基本とした創作姿勢、手作業を念頭に置いたものづくりで知られる水野純さんのジュエリーを合わせてご覧いただきます。

会期 5月25日〜6月3日 ・5月30日(水)は定休日
「真砂三千代 Afa 夏の衣展」の詳細は、こちらでご確認ください。

2012年5月8日火曜日

花まつり法要・世尊院

今朝、善光寺界隈を散歩していたら、世尊院で花まつりの法要をしていました。早朝に聞くお経の声は気持ちのいいものです。善光寺のさまざまな行事に、私たち市民ももっと参加するといいのでは、と思いました。
今日はガレリア表参道は、『木地屋・村地忠太郎と木の匠たち展』最終日です。今回の展覧会はたくさんの方においでいただきました。岡山、横浜、東京からわざわざいらしたお客様なども多く、木の仕事への関心の高さを感じました。

2012年5月2日水曜日

5月11日からの「ゑくらどうる 山口三惠子 のキモノ展」のDMが出来ました。

「ゑくらどうる」のプロデュサー・山口三惠子さんは、京都西陣の伝統を踏まえながら、
現代の女性の暮らしに合ったシンプルで上質な着物、帯の提案を続けています。山口三惠
子さんは5月11日と12日の2日間在廊しております。お気軽にお出かけいただいて、着物に
ついて語り合う時間をご一緒したいと思います。

会期 5月11日〜21日 ・5月16日(水)は定休日
その他「ゑくらどうる 山口三惠子 のキモノ展」の詳細は、こちらでご確認ください。

木の匠たち展〓

存在感のあるチョウナで仕上げられた膳です。酒盃を囲むもよし、小さな床の間空間を創ることもできる、特別感のある黒漆の美しい膳です。

2012年4月30日月曜日

村地忠太郎さんのへぎ目が美しい器の数々です。

木地屋村地忠太郎と木の匠たち展始まりました

28日から、木曽町の木地屋として現役で仕事を続ける村地忠太郎さんと、信州の木の匠たちの展覧会が始まりました。28日には村地さんのもとで三年間仕事を学び、『崖っぷちの木地屋−村地忠太郎の仕事』(未来社)を出版した松本直子さんのギャラリートークがありました。三十人近くの方が熱心に参加されました。遠くは岡山からいらした方もあり、木の仕事の難しさ、後継者も良材もなくなりつつある現状を改めて受け止めました。
会期中にぜひご覧いただきたいと思います。