2012年8月29日水曜日

北鎌倉〜横浜

今日は北鎌倉の古民家ミュージアムへ。『デンマーク工芸10人展〜心をつなぐ手仕事』を見て、主催の工藝 梓の田中政子さんと打ち合わせを。
9月21日からガレリアでも開催します。陶器、ガラス、染織の10人の作家の作品は、日本の作家とまた違うテイストがあり、楽しかったです。逆に見立てで、お茶道具として使ってみたら面白いと思いました。
帰り道に横浜美術館に寄って、『奈良美智・君や僕にちょっと似ている』を。
これは入り口ですが、大きなブロンズ作品やタブローも最新作も多く、作家のエネルギーの沸騰を感じました。
夏休み最後の家族客も多く、賑わっていました。

夏休み・軽井沢�

油屋の入り口には、谷中から出店の『猫町珈琲店』が!
猫好きにはたまらない、猫のアートや、関連本がいっぱい。ゆっくりお茶を飲んできました。

夏休み・軽井沢�

写真は、追分の『油屋プロジェクト』の一階の、アーティストでプロデューサーの中村仁さんのスペースです。作品は神林學さんの立体モービルです。
古い旅館の一階は、5つのスペースに区切られ、それぞれ絵画、陶器、古本等が展示されています。
二階は旅館の部屋割りが残され、レジデンスが可能です。
まだスタートしたばかりですが、緩やかな空気が流れ、大人たちが楽しみながら、新しいアートの長屋を目指している感じが、いい感じ〜。
旧軽井沢あたりの喧騒を避けたい人たちが、この追分辺りに集まるのではないでしょうか!
古本の『追分コロニー』や入りたくなる蕎麦やさんなどが並ぶ一角です。

夏休み・軽井沢へ�

ガレリア表参道は29日まで夏休み中です。26日はレストラン『無彩庵・池田』で、軽井沢の知り合いとランチを。
『無彩庵』は陶芸家清水富美さんが結婚した、若きシェフ池田さんのお店です。久しぶりに伺い、美味しい繊細な料理を堪能しました。
清水富美さんは2人目のお子さんも生まれて、子育て真っ最中!もう少ししたら、陶芸の仕事も再開したいとのことです。
この無彩庵の新しい看板は、ガレリア近くにアトリエ現風舎のある金属造形作家の角居康宏さんの制作とのこと。とてもステキでした。
そのあと追分宿の本陣『油屋』のアートによる再生プロジェクトを見に行きました。

2012年8月18日土曜日

夏季休暇と休暇明けの「島の恵みを染める・織る 琉球の染織展」のお知らせ

ガレリア表参道は、8月24日(金)〜29日(水)までの6日間を夏季休暇とさせていただきます。30日(木)からは通常通り営業いたします。

夏季休暇明けの9月1日からは、次の企画展「島の恵みを染める・織る 琉球の染織展」が始まります。 会期中は、萬代 学さんが在廊し琉球の織物についてお話いたします。暑い日が続きますが、萬代 学さんのお話と沖縄の風を感じる布をご覧いただければと思います。

会期 9月1日(土)〜9月10日(月) 9月5日(水)は定休日
「島の恵みを染める・織る 琉球の染織展」の詳細は、こちらでご確認ください。

2012年8月17日金曜日

原 游さんのアート・トーク

先月の28日(土)、原 游 展 −霧の子供−では、
善光寺表参道ギャラリーウィークの特別企画として
原 游さんに「越後妻有アートトリエンナーレに参加して」と
題して、2006年から3回連続で参加された作品のご紹介
などを映像を交えてお話いただきました。

今回2012年の参加作品は、「影祭」 原倫太郎+原游
そこは廃墟のような、現代の洞窟のような空間。
スポットライトをともせば、影は濃く強くなる。
そこは実態よりも影の力が強い逆転した世界。
実像と虚像が交差する空間を体験しよう!

会期 7月29日(日)〜9月17日(月・祝)
十日町エリア 本町通り沿い・昭和町通り沿いで展開されています。
















自分の影が作品に!映し出され、形取られた様々な影が不思議な
空間を作っています。
ぜひご覧になりにお出かけください!

詳しくは「大地の芸術祭2012」公式サイトをご参照ください。
www.echigo-tsumari.jp/

2012年8月9日木曜日

『第一回アジアの布の愉しみ展』展示しました

手描き更紗の鮮やかなショール、木版更紗の味のある帯、サリーの生地の繊細な夏帯など、展示しながら、その美しさや面白さにウットリしました。
紬の着物などに合わせたいものが沢山あります。
今回はタイやインドの伝統の手仕事を、着物や帯に活かすセンスが素晴らしい会津の凛さんと、始めて出品の東京の上野恭子さんが顔を揃えました。
上野さんは古布のコレクターでもあり、19世紀の古渡のインド更紗を使った帯や、ジャワ更紗、ペルシャ更紗のものなど、キモノ好きのツボを突くものが揃っています。
室町、桃山、江戸と日本人は海の向こうからもたらされる染めや織りを珍重してきました。エキゾチックな味わいは和のものと合わせると、なんともすてきです。ぜひお出掛けください。

2012年8月7日火曜日

原游展最終日です。

原游さんの展覧会が今日で終了です。この楽しい作品とお別れと思うとさびしいような。。
原さんは今、越後妻有のアートトリエンナーレに参加。十日町のキナーレに近い会場で『影祭』というインスタレーションをやっています。4日にはワークショップもあったようです。

2012年8月5日日曜日

沈香亭続き

今日も長野は35度を超えています。せめて眼に涼しいものをと思いました。善光寺の奥庭にある、この茶室にある闇と光のあり方は、やはり美しい。この国独特のものです。
これが猛暑の昼間だとは思えませんね。涼やかな風が見えるようです。

2012年8月3日金曜日

善光寺大勧進の沈香亭にて

大勧進の奥にある古いお茶室は沈香亭といいます。毎月三日、各流の月釜が掛けられています。
この盛夏のピークのような今日、私が習っている宗偏流の番で、朝八時前から準備に入りました。
なにもしなくても暑い!暑い!を連発してしまいますが、着物で冷房のないところでお茶を立てたり、洗い物をしたり、汗だくですが、しばし通る涼風や扇子の風が気持ちよく、昔の人の夏の過ごし方に思いを馳せます。

2012年8月1日水曜日

今月10日からはじまる「第1回 アジアの布の愉しみ展」のお知らせ

木版や手描きの更紗や縞、格子、刺繍など、様々な布と染の織りの楽しさを活かした、 帯、バック、小物などをご覧いただきます。

会期 8月10日(金)〜8月21日(火) 8月15日(水)は定休日
「第1回 アジアの布の愉しみ展」の詳細は、こちらでご確認ください。