2012年8月9日木曜日

『第一回アジアの布の愉しみ展』展示しました

手描き更紗の鮮やかなショール、木版更紗の味のある帯、サリーの生地の繊細な夏帯など、展示しながら、その美しさや面白さにウットリしました。
紬の着物などに合わせたいものが沢山あります。
今回はタイやインドの伝統の手仕事を、着物や帯に活かすセンスが素晴らしい会津の凛さんと、始めて出品の東京の上野恭子さんが顔を揃えました。
上野さんは古布のコレクターでもあり、19世紀の古渡のインド更紗を使った帯や、ジャワ更紗、ペルシャ更紗のものなど、キモノ好きのツボを突くものが揃っています。
室町、桃山、江戸と日本人は海の向こうからもたらされる染めや織りを珍重してきました。エキゾチックな味わいは和のものと合わせると、なんともすてきです。ぜひお出掛けください。