2012年7月30日月曜日

善光寺大本願でリンボウ先生のアート・トーク

今日は長野も大変な暑さでした。猛暑の午後、でも大本願の中は涼しく、たくさんの方にお集まりいただきました。
今日の主催は善光寺表参道ギャラリーラインです。テーマは「古典文学と土地の魂」。万葉集や古今集などから、日本各地の歌枕となっている地名と、土地の魂が籠った地名が読み込まれた歌の意味などを分かりやすく、お話しいただきました。
ひさしぶりで大学の講義を聞いているような、気分を味わいました。
でも大学の講義はこんなに面白くなかったですね!
現在、刊行中のリンボウ先生の『謹訳 源氏物語』。思ったよりずっとリズミカルで読みやすく、かつ美しい響きがあります。

2012年7月26日木曜日

展示中です〜

原游展準備中

この不思議な作品は原游さんの作品です。
『Flying Classroom』のシリーズの最新作「スチームロック」です。パソコンやスニーカーや自転車、スプーン、犬や鳥、椅子など様々なものが飛んでいます。何か不思議な懐かしさのような、目眩く感覚に囚われます。

世界のなかに「私」がいると同時に、「私」のなかに世界がいる〓というのが、原游さんの言葉です。土曜日は二時からトークもあります。お出掛けください。

2012年7月20日金曜日

永遠の永遠の永遠

今週の月曜に、松本市立美術館の草間弥生展に行ってきました。館内に入ると、巨大なヤヨイちゃんが迎えてくれます。連休ですし、イギリスのテイト美術館での展覧会などが話題になっていますので、もっと混んでいるかと心配したのですが、それほどでもなく、ゆっくりと楽しむことができました。
普段の常設作品に加えて、最新作の『愛はとこしえ』シリーズが迫力とエネルギーをもって迫ってきます。「筆をもつとね、いろいろなものが追いつかないくらいでてくるの」と草間が語っていますが、白いキャンバスを走る、黒いマーカーペンの自由で奔放でしかもユーモラスなものもある作品からその勢いが迫ってきます。
ぜひご覧ください。
その後、市民芸術館で「まつもと歌舞伎」を。こちらも楽しく、宮藤官九郎の脚本、串田和美の演出、美術がよく、若い役者のエネルギーと共にしたたかな歌舞伎力が炸裂していました。

2012年7月1日日曜日

今月の27日からはじまる「原 游展-霧の子供-」のDMができました。

現代美術の世界で、独特の作品宇宙を展開する原游さんの展覧会です。一見、カワイイ作品の中には過去と現在、日常と非日常が交差します。 「越後妻有アートトリエンナーレ」も開催されるこの夏、みずみずしい作品と出会っていただきたいと思います。

7月28日(土) 14:00~から善光寺表参道ギャラリーウィーク 2012 アート・トークも開催します。
原 游
「越後妻有アートトリエンナーレに参加して」DVDもご覧いただきます。
お気軽にご参加ください。

会期 7月27日(金)~8月7日(火) 8月1日(水)は定休日
「原 游展-霧の子供-」の詳細は、こちらでご確認ください。