2016年1月1日金曜日

「木と漆のある暮らし展」のお知らせ

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

昨年は県内の伝統工芸の現場をいろいろ訪ねさせていただきました。南木曽のろくろ細工や木曽の漆の仕事、山之内の須賀川の竹細工など、伝統の技術がきびしい状況の中で継承されています。伝統の仕事が次世代につながるためには、技術や材料の問題もありますが、使い手がいなくては仕事が続けられません。日本人の暮らしの原点にあった木の器と、その木を守るために発達した漆の魅力お伝えするような展覧会をスタートにと考えました。木の器を手でゆっくりと包み込んで、木の時間を思うような暮らしをこういう時代にこそ、と思います。
2016年 正月 石川利江

出品作家
ヤマイチ小椋ロクロ工芸所(南木曽町)・芦田貞晴(上田市)・ラッセル・ジョケラ(上越市)
ちきりや 手塚英明(塩尻市)・大場芳郎(松本市)

1月9日(土) 午後2時からは、ゆる茶会○初釜を催します。新年会を兼ねた気軽なお茶会です。ぜひご参加ください。



会期 1月8日(金)〜1月24日(日) 1月13日(水)・20日(水)は定休日となります。

「木と漆のある暮らし展」の詳細は、こちらでご確認ください。