2014年9月12日金曜日

日本の布の衣 和服でもなく、洋服でもなく。

ー小川昌美展ー
本日、始まりました。
全てのお洋服が和服地、いわゆる反物から仕立てられています。
作家の小川昌美さんは、千年以上もカタチを変えずに在る着物のお仕立ての精神性を大切に、布をいつくしみ、なるべく鋏を入れずに和裁で衣服を仕立てています。
 
 
アンティークの紬、喪服の縮緬、夏物の絽、胴裏地からは、美しいシルエットやドレープが素敵なジャケットやブラウス、ウェストが自由に調節できるパンツやスカートが、木綿の白生地の反物からは4種類のデザインのブラウスが仕立てられています。
どれも手を通してみたいものばかり・・・
新しい和の装いを、どうぞご覧になりにいらしてくださいませ。
 
 
※会期中、作家の小川昌美さんが在廊くださいまして、会期中に限りお手持ちの着物から衣服へのお仕立て替え、反物からのオーダーメイドも承っております。お気軽にご相談くださいませ。