2012年3月31日土曜日

小版画展準備中

明日から『プリントザウルス小版画展in長野』が始まります。三十人を越える作家の小さな作品が揃います。お部屋の隅に飾ったり、ちょっとしたプレゼントなどにぴったりです。
銅版画、木版画、リトグラフ、シルクスクリーン、ミックスメディアなど様々な手法の版画を楽しんでいただけます。最先端の技法を持った版画作家の集団です。
東日本大震災のチャリティーのコーナーもありますので、たくさんのお客様にご覧いただきたいと思います。

2012年3月17日土曜日

「プリントザウルス小版画展 in 長野」で行われるワークショップのお知らせ

初日の4月1日午後2:00〜
北野敏美氏による「テクスチュアーを活かした版作りの工夫と刷りの実演」のワークショップがあります。
参加費は無料でどなたでも参加できますので、お気軽にご参加ください。

ワークショップの後には、ギャラリートーク(無料)とパーティー(参加費:1,000円)も行われますので、ぜひご参加ください。

「プリントザウルス小版画展 in 長野」は、4月1日より4月9日(4月4日は定休日)までです。
その他、詳細はこちらでご確認ください。

ヴァグリエのバッグ展開催中

毎年春に開催し、人気のバッグ展です。デザイナーの子安一子の洗練された感覚と、遊び心、そして使いやすさ…その楽しさに魅せられたファンはたくさんいらっしゃいます。バッグは女性にとってファッションアイテムだけでなく、実用品でもあります。いつも、いいバッグを探しているといってもいいでしょう。
昨日も「女の人はどうしてあんなにバッグが好きなんでしょう」という男性がいました。
ぜひ軽くて、使いやすく、おしゃれ感のあるヴァグリエのバッグや小物をご覧ください。27日まで開催です。

2012年3月3日土曜日

3月より、〜キモノを着たい人のための〜「針っこ倶楽部」始まります!

キモノを着始めた方から、簡単な袖丈のお直しができるといいなあ、という
お声を聞きます。
和裁の基礎のない方のための、基本の運針から簡単な袖丈、裄丈のお直し
などを習う、和裁の入門講座です。半衿つけが少し面倒だと思われている方、
自己流で自信が無い方にもぜひおすすめの講座です。
若いキモノを愛する講師に、着物のお直しなども相談できます。お直しした
いお着物などをお持ちください。
※毎月1回、第2土曜日に開催いたします。

■ 日 時 
  <プレ講習> 「半衿つけとお直し入門」 3月10日(土) 14:00〜16:00
  <Vol.1>      「初めての運針と針山づくり」
                           4月14日(土) 14:00〜16:00
  <Vol.2>        「寸法と道具のはなし」 
                           5月12日(土) 14:00〜16:00
  <Vol.3>        「きもの解体新書 着物と襦袢 裄直しのはなし」
                           6月9日(土) 14:00〜16:00

■ 会 場           ガレリア表参道

■ 講 師       黒岩 美恵 
                          〈プロフィール〉静岡の辻村和服専門学校にて4年間和裁を学ぶ。卒業後、
                            兼業和裁士となる。着物の知識を深めるために、浜松のきもの総合加工会社
                            に就職。和裁の知識を生かしつつ、加工について学ぶ。その後、長野に戻り
                            本格的に和裁士となる。

■ ※プレ講習は参加費500円(3月10日のみ)
■ 参加費          1回2,000円〈Vol.1〜3〉
■ 入会金       1,000円 (通信費としていただきます。)
■ 定 員         約10名
■ 持ち物       <Vol.1>半襟、長じゅばん、机の上に敷く風呂敷などの敷物、
                            お手持ちの裁縫道具一式(針、糸、糸切はさみは必ずお持ち下さい)
                           <Vol.2><Vol.3> 裁縫道具一式

お申し込み、お問い合わせは下記までお願いします。
お誘い合わせてお気軽にご参加ください。

[お申し込み・お問い合わせ]
ガレリア表参道
Tel026-217-7660
E-mail: galleria-o@chime.ocn.ne.jp
http://omotesando-nagano.com/

バロックパールのデザインあれこれ

松本久子さんのバロックパール展

毎年恒例の神戸のジュエリーデザイナー・松本久子さんのバロックパールの展覧会も後三日。
パールの光の柔らかさ、静けさは見ていて飽きません。またバロックパールのひとつひとつ違う形、色彩には無限の面白さがあります。
カジュアルな装いにも合うようなデザインも多く、パール好きな方たちに楽しんでいただいています。
デザイナーの松本さんもとてもおしゃれなすてきな方です。ニットなどを中心にカジュアルで上質という、神戸スタイルを着こなしていらっしゃいます。

2012年3月1日木曜日

木曽の木地師を訪ねて�

村地さんは、張りのある声で仕事の話はいくらでも、限りなくお話をされます。仲間がいなくなって、仕事の相談ができないのが、寂しいとおっしゃいます。
仕事場にはまだ何年間も仕事ができる檜が、ところ狭しと置かれていました。

木曽の木地師を訪ねて

写真は木曽の漆の特色のひとつ、へぎ目のお弁当です。へぎ目は、檜を縦に割ってその磨かない自然な美しさを見せる、木曽の漆の代表的な技法のひとつです。今日は木曽福島に住み、今も仕事を続ける九十五歳の木地師、村地忠太郎さんを訪ねました。元気にお話をしていただき、仕事場も見せていただきました。
今も毎日仕事をするという村地さんのお顔はツヤツヤです。
漆を塗る塗師とその木地を作る木地師は分業です。かつてその両方の職人を合わせると、木曽福島だけで二百人いたといいます。
この数十年で食卓の器が、漆からプラスチックに変わり、木曽福島で職人は、九十五歳の村地さん一人を残すだけになりました。
お父さんの代から使って、使い込まれた道具の数々・・
こういう技術が消えていくのは仕方ないというには、あまりに惜しいという思いでいっぱいになりました。『村地忠太郎と木の匠たち展』はガレリアで四月二十八日から五月八日まで開催します。